オコエ 東京五輪で米国にリベンジだ
U-18ワールドカップ日本代表の解団式が7日、大阪市内のホテルで行われ、オコエ瑠偉外野手(3年)=関東第一=が2020年の東京五輪で復帰を目指す野球競技で米国へのリベンジを誓った。
「オリンピックは出たい。自分たちが主力としていられる世代なので、アメリカを倒したい」と力を込めたオコエ。5年後は23歳。プロ入りして実績を積めば、主力選手として出場が可能だ。決勝で惜敗した相手にリベンジを果たすため「技術で勝るしかない。もう1ランク上の技術をつけて挑戦したい」とプロ入り後にレベルアップを目指す。
解団式では西谷浩一監督(45)からも「オリンピックでトップチームに入れるように」と全選手にゲキが飛んだ。「最初はみんなライバル同士でピリピリしていたけど、今は溶け込んで2週間しかいなかったようには感じない」とチームの結束を惜しむように語ったオコエ。あの一敗から金メダルへの道が始まった-。そんなストーリーを描けるように、将来性抜群の男はスターへの飛躍を目指す。