ソフトバンク惜敗も気の緩みなし

 「ソフトバンク3-4ロッテ」(18日、ヤフオクドーム)

 ソフトバンクが優勝後の1敗を今後の糧にする。リーグ連覇を決めた翌日の試合。少しは気も緩みがちだが、選手たちは普段と同じように練習し、そして試合に臨んだ。「勝つんだという気持ちを前面に出して戦ってくれた」と工藤監督はナインのやる気をたたえた。

 工藤監督が注視したのは、逆転された六回だ。1点リードで1死二、三塁。9番の田村に一塁線へのセーフティースクイズを決められた。「警戒が足りなかった。スクイズは頭にあったのだが…」。想定していただけに、余計に悔いが残る。

 さらに、2死三塁で俊足の荻野には一塁前に勝ち越しのセーフティーバント。「相手がそんな作戦をする確率を下げる作業をしていかないとね」。ロッテとはCSで戦う可能性もある。工藤ホークスは残り15試合を無駄にはしない。

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