西武・西口引退表明「2年前から構想」

 西武の西口文也投手(42)が19日、今季限りで現役引退することを明らかにした。埼玉県所沢市の西武第二球場での練習後、「そういう決心をしたということ。球団とも話はしています」と淡々とした口調で語った。

 通算200勝まで18勝としながら、2013年から白星なし。進退は「2年前から構想を練っていた。すっきりしていますよ」と明かした。21年目の今季も1軍登板は5月28日の巨人戦の1試合のみで、4回4失点で敗戦投手となっていた。

 1997年から2年連続最多勝。大記録を目前で何度も逃したことでも有名だ。九回2死からの安打で無安打無得点試合を2度も逃し、2005年8月27日の楽天戦は9回まで完全に抑えながら、延長十回に初安打を許して快挙を逃した。

 鈴木球団本部長は「先のことは分からない」としたが、将来の監督候補として、来季以降に入閣する可能性もある。引退セレモニーも準備中で、本拠地最終戦の28日のロッテ戦が有力だ。

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