ヤクルト快勝!M1で14年ぶりV王手

 「ヤクルト6‐2中日」(28日、神宮球場)

 ヤクルトがついに14年ぶりの悲願へ王手をかけた。序盤の猛打で中日をねじ伏せて連勝。2位巨人が阪神に敗れたため、優勝マジックが「1」となった。

 奮起したのは川端だ。初回に右中間へ二塁打、四回には左前適時打。5‐2とリードした八回1死では「長打を狙っていた」とダメ押しの右越え8号ソロを放ち、球団の日本選手では最多となるシーズン21度目の猛打賞を記録した。

 優勝への天王山だった26、27日の巨人戦では無安打。川端はそのうっぷんを晴らすような活躍に「今日はいつも以上に気合を入れた」と振り返った。優勝目前だが、29日は神宮で広島戦、30日は試合がなく、「勝って優勝したい。待つよりいいんで。お酒飲めないんですけど、ビールかけをやりたいですね。その時はどうなってもいいです」と笑みを浮かべた。

 真中監督も王手に「(巨人に勝利した阪神の)藤浪がよく頑張ったね」とニンマリ。それでも、「うれしいですけど、まだ決まってないので、もう一つ勝てるように頑張りたい」と表情を引き締めた。「本当にしつこく、初心に返ってチャレンジャー精神で戦えている」とここまでたどりついた要因を説明。神宮で勝って、真中監督が宙を舞う。

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