ヤクルト山田3カ月連続受賞に驚き
セ、パ両リーグは6日、9月の月間最優秀選手(月間MVP)を発表し、セはヤクルト・石川雅規投手(35)と山田哲人内野手(23)、パはロッテ・石川歩投手(27)とソフトバンク・柳田悠岐外野手(26)が受賞した。山田は07年のヤクルト・ラミレス、13年の楽天・田中に続き、両リーグで史上3人目の3カ月連続受賞となった。
山田はリーグトップの打率.347、8盗塁を記録し、4度目の受賞。3度目となる石川は5試合に登板してリーグ唯一の5勝を挙げ、防御率は1.21。ヤクルトの優勝に貢献した。
ロッテのCS進出の原動力となった石川はリーグ最多の4勝(1敗)をマークし、初受賞。柳田は打率.395、6盗塁がともにリーグ1位で7本塁打、15打点の活躍。2カ月連続3度目の受賞となった。
チームを14年ぶりの優勝にけん引した投打の柱が、そろって月間MVPに選ばれた。3カ月連続受賞の山田は「自覚を持って戦った結果。3カ月も取れるとは思わなかった」と驚きの表情。石川は「チームとして大事な時で、今までの受賞で一番うれしい。投げた試合全てで勝ちをつける投球ができて、すごく充実しています」と話した。