燕バレ宮崎先乗り志願…復調つかむ
ヤクルトは6日、都内の神宮外苑でCSファイナルS(14日開幕、神宮)へ向けた練習を開始した。ウラディミール・バレンティン外野手(31)は練習後、フェニックス・リーグが行われている宮崎へ移動。主力は9日から宮崎で調整するが、バレンティンは実戦経験を積むため志願して宮崎に先乗りした。
左大腿(だいたい)部の手術から9月18日に復帰したものの、打率・186と不振だったバレンティン。この日はフリー打撃などで調整し、「合流後は満足のいく活躍ができなかった。次のシリーズにいい状態で入るには、少しでも投手を見ることが大事だと思った」と先乗りの理由を説明した。
真中監督は「他の選手は状態を維持しているので、バレンティンがどうなるかで変わる」とCSのキーマンに指名。これにバレンティンは「期待は感じる。(自分の)去年、一昨年ぐらいの状態がチームに加われば、もっと相手を倒せる状態になる。CSガンバリマス」と意欲を示した。“60発男”はよみがえるか。