ハム有原2回0封CS初星 第3戦も待機
「パCSファーストS第2戦、日本ハム4-2ロッテ」(11日、札幌ドーム)
新人右腕の快投が流れを変えた。1点ビハインドの七回に、日本ハムの3番手として有原がプロ初となるリリーフ登板。「テンポのいい投球で流れを持ってこようと思った」と、最速152キロの直球を軸に力の投球で七回を三者凡退に抑えると、八回は矢野の好守にも助けられ2回無失点に封じた。
「投げるチャンスがあれば、チームに貢献したいと思っていた」と有原。その投球は直後の八回裏の逆転劇につながり、CSでの初白星が転がり込んだ。
緊迫した場面に力んだというが、逆転の瞬間は「いい雰囲気で応援できて楽しかった」と笑顔。栗山監督も「素晴らしかった。大きな流れをつくってくれた」と絶賛だ。第3戦もブルペン待機し、逆転ファーストS突破を懸けた勝負の時に備える。