工藤鷹、全勝突破だ!1勝有利考えない

 「パCSファイナルS・第1戦、ソフトバンク-ロッテ」(14日、ヤフオクドーム)

 日本シリーズ進出をかけ、14日からソフトバンク-ロッテのパ・リーグCSファイナルSが開幕する。2年連続でリーグ制覇を果たしたソフトバンク・工藤公康監督(52)は「ひとつも負けない気持ちで戦う」と全勝突破を宣言した。

 工藤監督が「CS全勝突破」の決意を示した。13日はヤフオクドームでの全体練習で調整。工藤監督は「立場は互角。1勝有利というのはあるが考えない。一つも負けない気持ちで戦う」と強調した。

 就任1年目の今季はカード勝ち越しを念頭に置いて戦ったが、CSでは1勝のアドバンテージと合わせ、最短3試合での決着をもくろむ。レギュラーシーズンではロッテに15勝10敗と勝ち越しているが、短期決戦ではさらに手綱を引き締める。

 ロッテはCSファーストステージで2位日本ハムを2勝1敗で撃破。05年のプレーオフ、10年にもレギュラーシーズン3位からソフトバンクを倒して日本一になっている。だが、工藤監督は「一番大事なのは相手を意識することより、自分たちがミスしないこと。そこがすごく大事」と話した。

 第1戦先発には、今季チームトップの13勝を挙げた武田を指名。「この1年、一番成長した投手だと思っている。ローテーションもしっかり守り、勝ち星もチームで一番。この一年で学び、経験したことを出してくれれば」と信頼を寄せた。

 球団59年ぶりのシーズン90勝を挙げ、独走でパ・リーグを制した今季。下克上を狙うロッテをたたきのめし、2年連続の日本一を目指す。

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