立命大が2季連続36度目の優勝

 「関西学生野球、立命大3-0関大」(15日、大阪市南港中央球場) 

 立命大が関大に3-0で連勝して勝ち点4(8勝1敗)とし、2季連続36度目(旧リーグを含む)の優勝を決めた。最終節で立命大が連敗し、現在6勝4敗の関大が連勝して勝ち点4で並んでも勝率で及ばない。立命大は一回に古川の適時打で1点を先制した。その後も小刻みに加点し、西川大が4安打完封。

 立命大・後藤監督は「ピッチャーがしっかりしているし、主軸も打っている。勝つべくして勝てた」と、京大戦で一つ取りこぼしただけの戦いを振り返った。

 春を制したことで監督は秋へ向け「走塁面で上積みが必要」と選手に説いた。毎日の練習で2死からヒットで生還、相手ミスを逃さず次の塁を狙う、などを繰り返した。

 その成果が三回の追加点に表れた。2死満塁でワンバウンド投球を捕手が右にそらすと(記録は暴投)、三塁走者の山足がダッシュで本塁を陥れた。

 自信を持って臨んだ6月の全日本大学選手権は初戦で敗退した。後藤監督は「忘れ物を取り返さないとこのチームの仕上げにならない」と話し、主将、4番としてチームを引っ張る古川は「連覇はうれしいけど、さらに気を引き締めていきたい」と語った。次の目標は関西地区大学選手権を制しての明治神宮大会だ。

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