１１月に行われる「プレミア１２」の日本代表メンバーに選手されたオリックス・西勇輝投手（２４）が１６日、“何でも屋”を買って出る考えを明かした。本職は先発だが、日本代表では「たぶん中継ぎになると思う」と話し、平野ら中継ぎの経験豊富なチームメートからアドバイスをもらっていることを明かした。

　日本代表の小久保監督には「いい状態で来てほしい」と電話で告げられており、この日はほっと神戸のブルペンで４０球。「（代表では）ミスはできない。シーズンと違った緊張感でやれる」と、気を引き締めた。

　昨オフは日米野球に出場し、第３戦に２番手として登板。六回から２イニングを無安打に抑え、同大会史上初の無安打無得点リレーに貢献した。また米国代表として来日したマリナーズ・岩隈と食事に行き調整法を学ぶなど、グラウンド外での収穫もあった。

　今季、２年連続となる２桁勝利を記録した右腕は「今回のプレミアも何かを得て、盗んで盗んで帰ってきます！！」と意欲十分。さまざまな経験を成長につなげるつもりだ。