3球でピシャリ!千賀の好救援再び
「パCSファイナルS・第3戦、ソフトバンク3-1ロッテ」(16日、ヤフオクドーム)
わずか3球だった。2点リードの七回無死一、二塁。2番手でマウンドに上がったソフトバンク・千賀が、ロッテの反撃ムードを断ち切った。まずはクルーズを148キロ直球で遊ゴロ併殺打。続く2死三塁では今江を初球のフォークで遊ゴロに仕留めた。
第1戦は同点の五回1死二、三塁で登板。福浦を歩かせて満塁としたが、デスパイネとクルーズを2者連続三振。快投の連続を「実力が伴っていないのに、結果が残っているのが怖い」と謙虚に振り返った。
2試合ともシーズンではなかった回の途中からの登板で、“投のMVP”級の活躍をみせた。「先発へのこだわりはあるけど、CSではどんな形でも貢献したかった」。日本シリーズでも大きな戦力となる。