ロッテ・クルーズ熱望「来年も日本で」
ロッテのルイス・クルーズ内野手(31)が18日、成田発の航空機で、メキシコへ帰国した。国内の複数球団が獲得調査を行っており、来季の去就が注目されるが、「来年も日本でプレーしたい」と希望を口にした。
2年目の今季は打率・255、16本塁打、73打点の好成績を残した。卓越した守備力も光った助っ人は「とても素晴らしく、今までで1番のチームでプレーできた」とロッテへの愛着を語り、「ある程度の成果は残せたと思っているので、もっと早くからオファーがあってもいいと思っていたが、まだ来ていない。もう少し待ってみようと思う」と球団からの残留要請を待ち望んでいる。
その一方で、他球団からの評価にも「素直にうれしい。オファーがあれば、どこでも活躍したい。日本の文化も好きだし、リーグも好き」と話し、移籍も辞さない姿勢だ。
今季は正二塁手としてチームを支えたが、ヤンキース時代はジーターの代役を務めたこともあり、「ショート、サードの方が自信がある」とクルーズ。今後の動向が注目される。