SBバンデン8回0封!日本球界11連勝
「日本シリーズ・第2戦、ソフトバンク4-0ヤクルト」(25日、ヤフオクドーム)
バンデンハークの好投でソフトバンクが本拠地連勝だ。150キロを超える速球と緩いカーブ。緩急でヤクルト打線を翻弄(ほんろう)し、8回を3安打7奪三振無失点に抑えた。
初回、2番川端にファウルで粘られ、13球を要するが「集中して、粘り負けない強気の姿勢で投球した」と最後はスライダーで投ゴロ。これでリズムをつかみ、二回以降も危なげない投球を見せた。
レギュラーシーズンは9勝無敗。これでポストシーズンもCSファイナルS・ロッテ戦の勝利を含めて2連勝。日本球界で負けなしの11連勝となった。「自分がこれだけできているのは監督、コーチ、裏方の皆さんのおかげ」と感謝の言葉を口にした。
そんな快腕も、6月まで1軍登板がなかった。「2軍で課題を持って取り組んだ。いい時間を過ごしたから、1軍ですぐにいい投球ができたんだ」と振り返る。完封目前の降板にも、「こんなチャンスはなかなかないので投げたかったけれど、チームの勝利が一番」と納得顔。投球もハートも、超優等生だ。