巨人・高橋監督ベテランもサバイバル!
巨人・高橋由伸監督(40)が1日、ベテラン、若手が入り交じった「サバイバルキャンプ」を明言した。秋季練習休日のこの日、7日から宮崎で始まる秋季キャンプのメンバーが発表され、指揮官は人選の意図など思い描くプランを明かした。
岡本、大田ら若手の名前が並ぶ中、長野、片岡、亀井といった経験豊富な選手たちもメンバーに入った。中堅クラス以上は、秋季キャンプ免除となることが多いだけに異例の人選。高橋監督は固い決意を口にした。
「彼らも今年はいいシーズンかと言われればそうではなかった。見つめ直す時間になる。若い選手を、引っ張っていって欲しい」
リーグワーストの打率・243が物語るように、チームとして打力不足に悩まされた今季。若手とともに汗を流す中で、原因究明と巻き返しへのステップアップを課した。
対する若手には「まだまだ1軍でやった選手と同じレベルではない」と厳しいコメント。「とにかく力を上げて、レギュラー争いをして欲しい」と、ベテランを脅かすようなアピールを期待した。
全体的なメニューは2日からの秋季練習第3クール中に、コーチ陣と話し合って決めていくが「ハードになると思う」とニヤリ。競争意識を植え付ける、過酷なキャンプとする。