ロッテドラ5原、自炊で肉体改造だ
ロッテにドラフト5位指名された原嵩(しゅう)投手(17)=専大松戸=が2日、千葉県松戸市内の同校で、指名あいさつを受けた。プロ仕様の体を求め、“自炊男子”として肉体改造に着手していることを明かした。
「食生活から体をつくり直している。もう少し体を大きくしたい」。高校のトレーナーの指導のもと、高タンパクの鶏のササミなどを豊富に摂取。サラダに乗せたり野菜と煮たり、自己流レシピで奮闘している。
一昨年夏に最愛の母・昭子さん(享年50)が、がんで他界。「母を亡くしてから食生活の乱れもあった。オヤジや姉が忙しい中で作ってくれたけど、高校野球が終わってから自分でやろうと思った」。悲しみを乗り越え夢をかなえた右腕には、プロの自覚が芽生えている。目標の投手はロッテ・涌井。「勝負強い投手になりたい」。その源を自身でつくりあげる。