オリックス、ソフトB吉村に興味
オリックスが、今季国内FA権を取得したソフトバンク・吉村裕基外野手(31)の調査を進めていることが3日、わかった。球団関係者は「右打ちでダイナミックな打撃。若いという点も大きい。外野だけでなく、三塁にも挑戦できるのでは」と興味を示しており、FA権を行使すれば獲得に動くことになりそうだ。
吉村は横浜(現DeNA)からソフトバンクに移籍して3年目で、通算13年目。今季は柳田ら若手の台頭もあり、73試合の出場で打率・217、3本塁打だった。
しかし勝負強さは抜群で、長打力もある。京セラドームでも6試合で8打数4安打。FA補償が不要な年俸Cランク選手という点でも、魅力の大きい選手といえる。
オリックスは今季チーム打率、得点とも5位と低迷した。糸井、中島、小谷野をしのぐ若手パワーヒッターの存在は不可欠で、生え抜き打者育成と同時に補強面も進めていく構えだ。