ヤクルト・森岡 11種ティーで生き残る

 ヤクルト・森岡良介内野手(31)が、山田流練習で生き残りを図る。松山市の坊っちゃんスタジアムで行われている秋季キャンプは8日、第1クールが終了。森岡はキャンプ初日から個人練習としてティー打撃を続け、杉村チーフ打撃コーチから指導を受けている。

 「今年は難しく考えすぎておかしくなった。もう一度基本に返ろうと思って」

 昨年から山田が、杉村コーチと11種類のティー打撃を毎試合前に行い、2年連続で結果を出したことが知られている。森岡も「これから毎日やると決めた」と、今キャンプから取り組んでいる。

 昨季まで3年連続100試合以上出場していた森岡は今季、大引がFAで日本ハムから加入したことで出番が激減。「落ちていくのは簡単。でも踏みとどまって、もう一花咲かせたい」と再起を狙う。

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