巨人賭博3選手解雇へ 原沢代表は辞任

 巨人は9日、野球賭博に関わった福田聡志投手(32)、笠原将生投手(24)、松本竜也投手(22)との契約を解除する方針を固めた。さらに一連の問題を受けて、原沢敦球団代表(59)が辞任届を提出し、受理されたことも発表された。

 会見した山岸総務本部長は「球団として契約解除という、大変重い処分を決めました」と語った。現段階で本人たちに通達はされておらず、近日中に予定されているNPBへの最終報告を経て、正式な処分が決まる。

 また会見では選手、コーチ、職員ら計276人に行ったヒアリングの調査結果も明かされた。3選手のような、野球協約に違反する有害行為をした者はいなかったものの、約10選手が賭け麻雀、11選手が賭けトランプを行っていたことが確認され、厳重注意した。さらに夏の高校野球も賭けの対象とされ、麻雀やトランプよりも多い人数が関与していたという。それぞれの遊びに、現金のやり取りが行われていた。

 このような行為は、数年の間に頻繁に行われていたという。球団は「今後は野球ファンの皆様の信頼を取り戻せるよう、チームとフロントが一丸となって再発防止に取り組みます」とコメントした。

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