ソフトB松田、海外FA権行使を表明

 ソフトバンクの松田宣浩内野手(32)が9日、今季取得した海外FA権の行使を表明した。米大リーグかソフトバンク残留かの二者択一。メジャー球団からのオファーを待ち、現在参戦中の「プレミア12」終了後に決断する。

 松田はこの日、侍ジャパンのメンバーとして台湾入り。報道陣からFA権行使について質問されたが、多くを語らず、球団を通じコメント。「メジャーに挑戦できるかどうか確かめるのは、今しかないと思うようになった。短い野球人生、悔いのない決断をするため」と、今回の決意に至った経緯を伝えた。メジャー球団との契約がまとまらなかった場合、球団は再契約する方針で、これに対しては「深く感謝している」とした。

 松田は今季、自己最多の35本塁打を記録し、球団初の2年連続日本一に貢献。残留を望む球団は既に複数回の交渉をし、4年総額で推定16億円の大型複数年契約を提示しているとみられる。

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