中日、FA高橋聡の引き止め交渉へ
阪神が獲得に動く方針を固め、国内FA権の行使を表明していた中日・高橋聡文投手(32)が9日、名古屋市内の球団事務所を訪れて申請書類を提出。球団側は10日にも引き留め交渉をする方針だ。
「昨年はどうしようかと思うより早く(球団から)『残ってくれ』と言われたが、今年は考える機会があった。自分の評価がどれくらいか聞いてみたいと思った」。今年は水面下での引き留めがなかったことも要因であることを明かすと、「ほしいと思ってくれる球団でやりたい」と説明した。
西山球団代表は「近々、彼と話します。必要な戦力であることは間違いない。宣言して残留は認めないということはありません」と説明。10日にも行われる引き留め交渉に落合GMは不在で、西山代表が条件を提示する。