阪神・金本監督の称賛に高橋聡グラリ

 中日から国内FA権を行使した高橋聡文投手(32)が13日、自主トレ先の鳥取市内で取材に応じ、阪神との交渉を14日に控えた胸の内を明かした。野球人生を左右する選択だけに交渉後、熟考を重ねる構えを示した。

 夕方、トレーニングを終えた高橋聡は、はっきりとした口調で「状況も心境も変化はありません」と、自身の考えを明確にした。現状では阪神以外の他球団からオファーはなく相思相愛の様相だが、交渉後即決断できるほど簡単な話ではない。

 交渉解禁日の12日午前0時過ぎに阪神の高野球団本部長から電話があり、14日にFA交渉のテーブルを用意された。高橋聡は「すぐに連絡をいただけてうれしかった」と喜び、秋季キャンプで安芸に滞在中の金本監督から「相手にグイグイ向かっていくタイプ。ジェフ・ウィリアムスのようだ」と称賛された報道を見ると、「そう言っていただけるのは本当にありがたいです」と感謝した。

 一方、10日に残留交渉を行った中日が近日中に再交渉の場を設ける可能性があることがこの日判明。高橋聡は「(阪神サイドの)お話を聞かせていただき、家族とも相談したうえで今後のことを決めたいと思っています」と冷静に話した。

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