中日・岩瀬 異例の11月ブルペン投球
中日・岩瀬仁紀投手(41)が16日、自主トレを行っている鳥取市内のトレーニング研究施設「ワールドウィング」で、ブルペン入りした。ベテランが11月にブルペンに入るのは異例。ゼロからの守護神奪回を目指す。
岩瀬は捕手を立たせたまま、約30球を投げた。「気持ち的に快晴とはまではいかないけど、晴れてきている」と充実の表情を浮かべた。
かつての守護神は、プロ17年目の今季、初めて1軍マウンドに立てなかった。「もう立場はない。自分でその立場をつくって、奪い返していくしかない」と決意する。スタートラインとなるのが、来年2月のキャンプ。初日は投手陣のブルペン入りが恒例となっているだけに「理想はそこに持っていくこと」と、キャンプ初日のブルペン入りを視野に入れている。