21日決勝先発は武田 首脳陣から指示
「プレミア12・準決勝、日本-韓国」(19日、東京ドーム)
22歳の若侍・武田翔太(ソフトバンク)が初代王者のタイトルが懸かった決勝のマウンドへ向かう。今季、自己最多の13勝を挙げ、自身初の国際大会となった今大会でも堂々とした投球を披露。首脳陣からは21日の決勝へ向けた調整を指示されているもようだ。
決勝の先発について17日、小久保監督は「まだ決めていない」とした上で、「自分の中では(候補を)絞っている」とも話した。
武田はドミニカ共和国との1次ラウンド第3戦に先発。4回で5安打を許しながら、粘りの投球で無失点に抑えた。四回終了時に右足首の違和感を訴え、大事を取って降板したが、翌13日から通常通りの練習を行っている。今後の登板については「球数もあまり投げていないので、首脳陣の方も使いやすいと思う」と柔軟に対応する構えを見せている。
決勝までの時間的猶予は少ないが、投手の状態を見極めつつ、指揮官が最善の判断を下す。