オリ・ドラ8角屋“だし巻き卵”になる
オリックス・ドラフト8位指名のジェイプロジェクト・角屋龍太投手(25)が17日、名古屋市内で契約金2000万円、年俸700万円で仮契約を結び、1年目からのフル回転と、投手陣の“だし巻き卵”的な存在になると誓った。
中継ぎでの活躍が期待される149キロ右腕は、同市内の居酒屋「ほっこり栄本店」に勤務する異色の経歴を持つ。座右の銘を記した色紙には「出汁巻き玉子」と得意料理を書き込み、「こういう機会なので、目立ったほうがいい」と笑顔をみせた。
だし巻き卵は人気メニューのひとつで、角屋が調理を担当することも多いという。主役ではないが、連日多くの注文が入る定番料理。「中継ぎは数多く登板することが一番」と、だし巻き卵に負けないフル回転が目標。ブルペンにオーダーが入れば、安定感ある投球で相手打者を料理する。
主力選手に成長すれば、京セラドーム大阪の飲食メニューもプロデュースできる。「活躍の暁には『角屋のだし巻き卵』を出したい」と夢を語った。