由伸巨人の1番最有力候補は長野
巨人・高橋由伸監督(40)が19日、宮崎秋季キャンプで1番打者についての持論を展開。立岡、坂本、大田らの名前が挙がる中、一発と走力が魅力の長野久義外野手(30)に期待を寄せた。
チームに勢いをつける1番打者。今季は中盤から台頭した立岡が務めることが多く「立岡も今年くらい打ってくれるといい」と、俊足巧打の左打ちも有力候補とした。
一方で「長野は長打力もあるし、足もあるしね」と、最有力候補に新選手会長の名前を挙げた。自身は2007年に1番打者を務め、先頭打者本塁打9本という日本記録を樹立。長野は今年、打率・251と苦しんだが「やっぱり中心としてやって欲しい思いがある」と大きな期待感を口にする。
この日はフリー打撃後、野手陣が2組に分かれてリレー対決。長野はひときわ大声を張り上げてレースを盛り上げた。「本人の自覚もあるし、来年もこの気持ちで頑張って欲しい」と高橋監督。切り込み隊長争いが激化する。