ハム大谷ベスト9初受賞!来季日本一で
日本ハム・大谷翔平投手(21)が24日、パ・リーグ投手部門のベストナインを初受賞した。高卒3年目の日本ハム投手では2007年のダルビッシュ有以来球団2人目の快挙。勲章を糧に来季はプロ初の日本一と、連続受賞を目標に掲げた。
念願のタイトルに喜びをかみ締めた。2位の涌井らに210票差をつけ、文句なしの受賞。「素直にうれしいです。大変光栄に思います。来年以降も受賞できるようにしっかり準備していきたい」と感想を述べた。
3年目の今季は投手として大きな飛躍を遂げた。初の大役を務めた開幕戦から7連勝を飾るなど15勝で最多勝を獲得。最高勝率と最優秀防御率の投手3冠に輝いた。
自己最高成績を残したが、悔しさも残っている。栗山監督から先発の柱に指名されたシーズンは活躍したが、CSファーストS初戦のロッテ戦でまさかのKO。「来年は日本一を達成した上で獲れるように」。この日、登別温泉で行われた選手会納会で祝福された大谷。来季こそ頂点を極め、両獲りを目指す。