ソフト柳田、来季は「40&40」狙う
セ・パ両リーグは24日、今季のベストナインを発表した。
2年連続でベストナインに選ばれたソフトバンク・柳田悠岐外野手(27)が、来季の目標に「40本塁打、40盗塁」を掲げた。西戸崎合宿所で24日、クリーニング手術を受けた右肘のリハビリを開始。同時に来季の新たな目標を明言した。
「次はもっと上を目指さないと。40本塁打、40盗塁を目指します」。今季はヤクルト・山田とともに打率3割、30本塁打、30盗塁のトリプルスリーを達成。次は日本球界にはまだ達成者がいない偉業に挑戦する。
13日に関節の遊離体を摘出した右肘の可動域を広げるため、ゆっくりと肘の曲げ伸ばしを始めたほか、体幹トレーニングや電動バイクなどで約2時間半にわたり汗を流した。「まだ痛いっす。リハビリは地道にやりますよ」と口にしたが、その表情は明るかった。
9月末の死球による左大腿(だいたい)骨内顆部骨挫傷で、国際大会「プレミア12」の日本代表を辞退したが、この日は「しっかり休んだので脚はもう大丈夫」と強調。今季は首位打者も獲得した超人ギータが新たな領域に挑む。