ヤクルト山田、MVPなど6部門受賞

 「NPB AWARDS 2015 supported by リポビタンD」が25日、東京都内のホテルで行われ、最優秀選手(MVP)にセ・リーグはヤクルト・山田哲人内野手(23)、パ・リーグはソフトバンク・柳田悠岐外野手(27)の両リーグの「トリプルスリー」コンビがともに初選出された。

 次々と記録を塗り替える23歳の若武者にまた一つ勲章が加わった。史上最年少でトリプルスリー(打率・329、38本塁打、34盗塁)を達成した山田が、MVPを初受賞。球団の日本選手では97年の古田敦也以来の栄誉に「想像していなかったので、めちゃくちゃうれしいです」と喜んだ。

 昨年は日本人右打者最多の193安打を放ったが、チームは最下位。今季はチームを優勝に導き、「全然違います。去年は楽しくはなかったですし、今年は勝つ試合が多くてやりがいを感じながら毎日を過ごしていた」と充実感をにじませた。

 この日は他に最多本塁打、最高出塁率、最多盗塁、セ・リーグ特別賞、ベストナインと大量6部門で受賞。計700万円の賞金を手にした。来季年俸も大幅増が予想される。「(記念に)何か買いたいと思いますね。まだ何かは分からないですけど」と、自分へのご褒美も検討中だ。

 一方で、もう一人のトリプルスリー男に刺激を受けていた。パ・リーグMVPに選ばれたソフトバンク・柳田は、リーグ優勝に加え、日本一チームのメンバーでもある。「もちろん、日本一でMVPというのは一番いいことだと思う」と、さらなる高みを見据えた。来年は結果を残した上で、日本の頂点に上り詰める。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

野球最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス