ロッテのドラ1平沢“大谷撃ち”宣言

 ロッテは27日、ドラフト1位・平沢大河内野手(17)=仙台育英=と仙台市内のホテルで交渉し、契約を結んだ。契約金9000万円、年俸1200万円。高卒新人ながら開幕スタメンを狙える逸材は来季開幕戦での“大谷撃ち”を宣言した。

 色紙に堂々と「開幕一軍」としたためた。「年齢は関係ない。ドラフトで指名される前くらいから、『開幕一軍』を目標にしていた」。来季の開幕は日本ハム戦(3月25日、QVCマリン)。開幕スタメンに名を連ねれば、いきなり大谷と対戦する可能性が高いが「球界を代表するすごい投手。あのスピードボールを生で見てみたい。打てば自信になると思う」と、160キロ撃ちに思いをはせた。

 平沢の実力にほれ込んでいる伊東監督は、即戦力評価を与えている。高卒野手での開幕スタメン出場が実現すれば、球団では65年の山崎裕之以来51年ぶり3人目の快挙だ。

 くしくもこの日、今江の楽天入りが決定。入れ替わるようにして入団が決まった大物ルーキーが、次世代のロッテを担う。

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