中日・若松が熱望“黒田さん残って!”

 中日・若松駿太投手(20)が27日、広島・黒田博樹投手(40)の来季残留を熱望した。自身を成長させてくれた男気右腕との投げ合い。来季の対決を夢見て胸を膨らませた。

 投げ合ったのは一度だが、貴重な経験になった。4月18日のマツダスタジアム。今季初先発の若松は6回1失点、黒田は7回2失点。互いに勝敗は付かなかったが、若松は自信を手にし、2桁勝利のサクセスロードを歩んだ。

 「相手が黒田さんだというのは分かっていたのですが、自分のことに必死すぎて気にする余裕はありませんでした。試合が終わってから『すごい人と投げ合ったんだ』と実感がわきました」と振り返り、次回の投げ合いを「味わいたい」と語る。

 日米通算193勝右腕との再戦。考えるだけで興奮する。だから、黒田の残留を願っている。若さ満点のフレッシュ右腕。有り余るエネルギーと負けん気の強さで、黒田と投げ合って白星をつかみ取る。

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