ヤ真中監督 アニキ挑戦状「受けて立つ」
ヤクルトの真中満監督(44)が27日、都内のホテルで行われた「優勝感謝のつどい」に出席し、阪神・金本知憲新監督(47)の“挑戦状”に受けて立つ構えを示した。
前日に「優勝チームじゃないですか、ヤクルト。そこを目標にしないと」と、ライバル視する発言をした金本新監督。それに対し、真中監督は「ライバルに負けないように。マークしてもらえるのはありがたい。(今年の)開幕当初は最下位の声が多かったので」と反応した。
着々と補強を進める阪神への警戒は「来年じゃなくても、今年も怖かったよ」と不変。「どこに勝つのも1勝は1勝。ローテをいじったりとかは意識しない」と自然体で臨む。
現役時代に4度の優勝を経験した指揮官は連覇の難しさを理解している。「勝って、12月、1月にホッとしてしまうと、苦しいシーズンになるというボクらの経験がある。(今年と)同じような気持ちで春のキャンプに入れれば」と、慢心を戒めた。牙をむくライバルを倒して再び頂点に立つ。