巨人立岡、被災少年に誓った全試合出場
巨人・立岡宗一郎外野手(25)が29日、小林誠司捕手(26)とともに9月の関東・東北豪雨の被害を受けた茨城県常総市を訪問。少年たちの前で、来季の全試合出場を宣言した。
同市内で行われた野球大会で被災児童を激励した立岡は、あらためて誓った。「今年の印象に残る試合は?」という球児からの質問に「今年はただ必死でした」と振り返り、「来年143試合に出て、この試合が良かったと言えるように頑張りたい」と語った。
今年は91試合に出場し打率・304と存在感を示した。レギュラー奪取を目指す来季は、自慢の走力に磨きをかけて勝負する。「ドラフトでもいい選手が入ってくる。実力でポジションを狙いたい。オフはビックリするくらい走ります」と気合十分だ。
訪問した石下中は、洪水の影響で校舎の1階部分が今も使えない。その中で野球部の練習を見学し「逆にこっちが力をもらった」と刺激を受けた。来季、グラウンドを駆け回り、被災地へ元気を届ける。