由伸監督、上原呼ぶ!春季C臨時コーチ
巨人・高橋由伸監督(40)が11月30日、来春宮崎キャンプの“臨時コーチ”として、米大リーグ・レッドソックスの上原浩治投手(40)を招きたい考えを示した。巨人時代の元同僚で、親交も深いことから「個人的には来てもらいたい。現役投手だし、選手の刺激になると思う」と話した。
V奪回を狙う巨人に、強力な援軍が加わる可能性が出てきた。高橋監督は上原が所属するレッドソックスとの間で「問題がなければ」と前置きした上で、来春のキャンプに招へいするプランを示唆。13年にレッドソックスを世界一に導いたクローザーの投球術や精神力を、投手陣に吸収してもらいたい考えだ。
高橋監督と上原は生年月日も同じで、巨人時代から切磋琢磨(せっさたくま)してきた間柄。現役メジャーリーガーでは05、06年にイチローが古巣オリックスの宮古島キャンプに参加した例もあり、実現する可能性はある。
高橋監督はすでに、OBの松井秀喜氏に対してもキャンプ訪問をオファー。松井氏、上原ともに実現すれば、キャンプ地が盛り上がることは間違いない。高橋監督は「僕らの時代の4番とエースだからね。1日でも2日でも来てくれたら」と、期待に胸をふくらませていた。