オリ西野“スピード違反”で盗塁王だ
オリックスの西野真弘内野手(25)が1日、大阪府の大正警察署で一日警察署長を務めた。警察署長の制服に身を包み、交通ルール厳守を呼び掛けたが、グラウンドでのスピード違反は公言した。
「どんどん飛ばしていきたいですね」
ルーキーながら二塁の定位置を獲得するも、7月2日・日本ハム戦でスイングをした際に右手有鉤(ゆうこう)骨を骨折。残りのシーズンを棒に振った。有力と言われた新人王は日本ハム・有原に奪われた。
「悔しいのは悔しいけど、次のもっと大きなタイトルを取れればいい。盗塁王とか、首位打者、最多安打、ベストナイン、ゴールデングラブとか」
悔しさをにじませながら挙げたタイトル。最初に口にした盗塁王への思いは特に強い。秋季キャンプでは西村ヘッドコーチ、高橋打撃コーチという盗塁王経験者から秘けつを授かった。
「極めていきたい」と盗塁増へ意気込んだ。来季こそノンストップで走りまくる。