楽天・梨田監督 主将候補に銀次“指名”
楽天・梨田昌孝監督(62)が3日、来季も引き続きキャプテン制を敷く方針を示した。今季は嶋基宏捕手(30)が主将を務めたが、指揮官は、新選手会長に就任した銀次内野手(27)らの名を挙げ、若きニューリーダーの台頭に期待を込めた。
梨田監督は「キャプテン制度は絶対に必要」と力を込め「銀次が選手会長なんだってね」と主将候補を“リストアップ”した。
この日、選手会総会に出席した銀次は「チームのためにしっかり動けるようにしていく。チームも強くしていかないといけない」と新選手会長として所信表明。理想のリーダー像に、侍JAPANの主将やプロ野球労組選手会長を務めた嶋を掲げ「私生活も含め、野球への姿勢が素晴らしい」と先輩に続く意気込みは十分だ。最下位からの巻き返しへ、新リーダーがチームを突き上げる。