真中監督、連覇へV打線組み替え示唆
連覇のためには、Vオーダーもぶっ壊す。ヤクルト・真中満監督(44)は5日、「優勝したからといって、今年の打順にこだわるつもりはない」と、来季の打線組み替えを示唆した。
出身地の栃木県大田原市のお隣、那須塩原市くろいそ運動公園野球場で行われた野球教室で166人の小中学生を指導した真中監督が初心に帰った。「追われることを意識して硬くなるのは良くない。今年と同様、1試合1試合戦わないと」と話した。
だから、勝ちパターンにもこだわらない。今季は球宴後から、送りバントをしない攻撃的2番に川端、その後ろに山田、畠山を置く布陣を固定し、優勝につながった。来季はバレンティンとミレッジの完全復活が期待でき、坂口、鵜久森ら新戦力も加わる。
「外野は3つともどうなるか分からない。上田、比屋根に雄平も含め争ってもらう。打順はそのメンバーで変わる」。外国人を含めた聖域なき競争で、一から再構築する。