マートン激白 7年ぶりメジャー復帰熱望
阪神で6年間プレーし、今季限りで退団したマット・マートン外野手(34)が7日(日本時間8日)、デイリースポーツの単独取材に応じ、近況を報告した。
自宅のあるナッシュビルに戻って約1カ月半。すでにトレーニングを開始し、バットも振っているというマートンは「オフのルーティンは昨年と同じ。状態はとてもいい」と明るい声で言った。
来季のチームは未定。その心境を問われると「前向きな気持ちでいられている。新しい環境を前にしたルーキーのような気分」と表現。日本球界も選択肢としてあるとしながらも「もう一度、メジャーでプレーしたい気持ちが強い」と7年ぶりのメジャー復帰へ熱い思いを口にした。
日本での通算成績は打率・310、77本塁打、417打点。来日1年目には当時のプロ野球記録となる年間214安打をマーク。832試合出場と1020安打は、いずれも球団歴代外国人最多記録だ。
帰国後も阪神時代の同僚やコーチ、通訳らと連絡を取り合っている。「今は球団、そして、サポートしていただいた方々に対する感謝の気持ちししかない」と言った。