ハム大谷 来季こそ黒田撃つ!対戦熱望
来年こそ、あこがれの右腕と対決だ!日本ハム・大谷翔平投手(21)が8日、来季の現役続行を発表した広島・黒田博樹投手(40)との対戦を熱望した。
今年1月、黒田が日本球界復帰を果たした際には「勉強になることはたくさんあるのでうれしい」と笑顔で話しながら、「打席に立てば何かを感じると思う」と打者としての対戦を熱望していた。
ただ今季の交流戦では黒田の日本ハム戦登板がなかったため、対戦は実現されなかった。それだけに黒田の現役続行を「リーグは違いますけど、長くやっているというのは素晴らしいことだと思う」と歓迎し、「(対戦も)できればいいです」と頬を緩ませた。
自身は3年目の今季、15勝を挙げて最多勝や最優秀防御率を獲得するなど大きく飛躍。11月のプレミア12でも開幕戦と準決勝の韓国戦で圧倒的な力を示しただけに、投手としての投げ合いもファンが注目するところだ。
「(投手でも野手でも)どちらでも勉強になる。1つだけでなく、いろいろな良さがあって、そういうところ(レベル)にいるんだと思う」。黒田の球種、所作、そして「男気」あふれる人柄-。悲願の優勝へ自らのレベルを押し上げるために、男気右腕のすべてを“教材”とするつもりだ。