真中監督“幻ガッツポーズ”で「大賞」
ヤクルトの真中満監督(44)が9日、都内で行われた第44回「ゆうもあ大賞」の表彰式に出席した。
真中監督は今年のドラフトで、阪神と1位指名で競合した高山俊外野手(明大)のクジ引きをめぐり、外れクジを当たりクジと勘違いしてガッツポーズ。この“ユーモア”と今年の活躍を合わせ、同賞を受賞した。「監督に就任して、優勝と、ゆうもあ大賞を狙っていました」とスピーチすると、会場は大きな笑いに包まれた。
表彰式には同賞を受賞した俳優の北大路欣也、タレントの黒柳徹子も参加。3人がそろった会見でも、ユーモアを連発した。
今年の日本シリーズでソフトバンクに敗れたヤクルト。北大路が、ソフトバンクのCMでお父さん犬の声を演じていることに引っかけて「北大路さんに負けないように頑張ります」と笑みを浮かべた。
リーグ連覇と日本一奪取を誓うとともに「クジ引きは間違えないようにしたいです」と自虐ネタも披露。今季セ界を制した監督は、ちゃめっ気たっぷりだった。