西武・田辺監督“サンフレッチェ”熱望
西武の田辺徳雄監督(49)が13日、来季の勝利の方程式を高橋朋、増田、新外国人の李振昌のトリオに託す考えを示した。「杉山、鹿取さん、潮崎のサンフレッチェのようになれば」。黄金期の1990年代を支えた3人の救援陣を引き合いに出し、期待を寄せた。
今季は72試合に登板し最優秀中継ぎに輝いた増田と62試合で22セーブを挙げた高橋朋が力を示した。だが疲労が蓄積した夏場は不振。「2人だったからね…」と田辺監督。最終盤には高橋朋が負傷で戦線離脱した。
だが来季、実績のある2人にメジャー通算47試合で救援登板した李振昌が加わる。理想は杉山、鹿取、潮崎の“初代サンフレッチェ”。増田、高橋朋、李振昌が21世紀のサンフレッチェになることを願っている。