ソフトバンク内川 4番で打率3割だ
ソフトバンクの内川聖一外野手(33)が12日(日本時間13日)、優勝旅行先のハワイ・ホノルルで、4番での打率3割に並々ならぬ意気込みを見せた。
初めてシーズンを通して4番を任された今季は打率・284に終わり、右打者史上初の8年連続打率3割クリアに失敗。チームは連続日本一を果たし、主将として大きな喜びを得たが、打者としては“屈辱”を味わった。
「4番を打ったことで打率が下がったみたいになっているけど、それじゃあそれなりの選手だと思う。4番のせいにしたまま終わりたくない。結局4番になってダメだったね、とは言われたくない」
米メジャー移籍を目指す李大浩や、海外FA宣言した松田の去就、それに伴う新外国人獲得の可能性も現時点では流動的で、工藤監督も来季の打順については明言していない。「(打順は)監督が決めることだけど、4番を打ちたい」。右打者史上初の8年連続3割という偉業は成し遂げられなかったが、それを阻んだポジションを是が非でも勝ち取り、リベンジを果たす。