楽天今江 日本初親子プレーヤー目指す
ロッテから楽天にFA移籍した今江敏晃内野手(32)が15日、長男・陸斗くん(10)との“父子現役”を目指すことを明かした。この日、東日本大震災で被災した福島県いわき市の小、中学校を訪問。今後もライフワークとして活動を継続していく今江は、息長く現役生活を続け、日本プロ野球史上初の親子プレーヤー誕生にも挑戦することを誓った。
夢を描いた。「現役は何歳まで?子どもが今、10歳で、プロを目指している。日本ではまだいないみたいなので、それまで僕もプロでやれて、親子で一緒に現役でやれたらなと思っています」と素直な思いを口にした。
親子現役は、メジャーではケン・グリフィー親子が有名だが、日本プロ野球では皆無。陸斗くんが高校からプロ入りするとすれば、同時現役は41歳シーズンとなる。新天地でスタートを切る今江は、その“偉業”を、将来的な目標として見据えた。
この日は、過去4年間継続して訪れているいわき市立磐崎小、中学校で児童、生徒たちと交流し、変わらぬ大歓迎を受けた。
そのたくさんの笑顔に触れ、「こうした活動を、ずっとずっと続けていきたい。僕自身、ずっと現役でいることを必要とされる選手でいたい」と決意を新たにした今江。その延長線上に、ビッグドリームがある。