日ハム陽岱鋼 来季こそトリプルスリー
日本ハム・陽岱鋼外野手(28)が15日、札幌市内の球団事務所で2度目の契約更改交渉に臨み、4000万ダウンの1億6000万円プラス出来高払いでサイン。来季はフル出場とトリプルスリー達成を目標に掲げた。
晴れやかな表情で会見に現れた。2日の前回交渉と提示は変わらなかったが、「この前は気持ちの整理ができてないまま交渉したけど、今回は細かい契約内容を理解できました。もうすっきりしています」と納得した。
今季は5月4日に左手首を骨折。打率・259、7本塁打、14盗塁に終わった。来季へ向けて「全試合出場を目標にやっていく。トリプルスリー、かっこいいですね」と決意を述べた。トリプルスリーは打率・293、25本塁打を記録した14年のオフに掲げた目標。13年には47盗塁で盗塁王を獲得しており、万全の状態ならば十分に可能性はある。
前夜、台湾から札幌入り。更改後は再び台湾へと戻る1泊2日の弾丸ツアーに「疲れました」と苦笑い。年明けは例年の米国自主トレをやめて「原点に返る」と鎌ケ谷で汗を流す。目標を達成し、来オフは大幅アップを勝ち取る。