ソフトバンク・柳田悠岐外野手（２７）が１５日、自身の２０１５年を振り返る漢字に「三」を選んだ。年末恒例の今年の漢字が「安」と発表されたこの日、今季達成したトリプルスリーにちなんで即決した。

　京都・清水寺で今年の世相を表す漢字が巨大な和紙に「安」と記されたのとほぼ同時刻、福岡では柳田が筆ペンを走らせた。「トリプルスリーの三です」。新語・流行語大賞の年間大賞にも輝いた漢字を迷いなく記した。

　現在は１１月にクリーニング手術を受けた右肘のリハビリ中。この日は西戸崎合宿所で約２時間半、ランニングなどで汗を流した。来季はプロ野球史上初となる４０本塁打＆４０盗塁の「４０－４０」を目標に掲げる。来季の漢字に関する質問には「四は難しいかな」と笑ったが、規格外の超人ギータなら現実にしてくれそうだ。