楽天・今江“敵地”千葉で活躍誓った
ロッテから楽天にFA移籍した今江敏晃内野手(32)が17日、千葉県内のこども病院と児童養護施設を訪問した。ロッテ時代から続け今年で10年目となるこの活動に、移籍後も変わらぬ情熱を注いでいく今江は、来季ビジターとなる千葉開催のロッテ戦で、打点量産を予告した。
子どもたちひとりひとりと目線を合わせ、優しいまなざしで語りかけた今江。この子たちが待っていると思うと、千葉での活躍を誓わずにはいられなかった。
「楽天に行っても頑張っているな、って元気な姿を届けたい」。小児がんで闘病生活を送る子どもたちに1打点につき1万円を寄付する支援も行っており、「もちろんホームランもそうですが、勝負どころでの一打」と力を込めた。
当然、QVCマリンへの観戦招待も継続する。今度はロッテ-楽天の三塁側だ。「野球で活躍することが最大の社会貢献」。楽天・今江は、新天地でも変わらぬ絆を深めていく。