オリックス福良監督 4番は外国人
オリックス・福良淳一監督(55)は19日、来季の4番について「外国人3人の中の誰か」と話し、獲得が発表されたばかりのブライアン・ボグセビック外野手(31)=フィリーズ、ブレント・モレル内野手(28)=アスレチックス傘下3Aナッシュビル、移籍2年目を迎えるブランコに主軸を託す考えを明かした。
今季の4番は中島から始まってカラバイヨ、T-岡田、竹原まで、ケガの影響もあり固定できなかった。そこでメジャー通算19発のボグセビック、11年にメジャーでシーズン10本塁打のモレル、NPBで178発の実績を持つブランコをキャンプ、オープン戦で競争させることになる。
外国人枠の問題がある。すでにディクソンと抑え候補のコーディエは確定。獲得を目指している先発候補が良ければ、外国人野手は一人の狭き門だ。
「やっぱり一発がほしい。チャンスで打ってくれたら、あとの3打席は三振でもいい」と勝負強さを条件に挙げた。2月から助っ人によるし烈な争いが繰り広げられそうだ。