巨人杉内、ソフト和田との対戦を熱望
巨人・杉内俊哉投手(35)が19日、ソフトバンクに復帰した和田毅投手(34)との対戦に意欲を示した。股関節手術からの復帰へ向けリハビリ中の左腕は「来年は無理でも、いつか投げ合えるようになりたい」と言葉に力を込めた。
2人は同学年左腕としてソフトバンク(ダイエー)時代に9年もの間、Wエースとして競い合ってきた。11年オフに杉内は巨人に、和田はメジャーへ移籍。投げ合いは今までなく、その実現が復帰へのモチベーションの一つとなっている。
自身の復帰は後半戦以降と見られ、交流戦での対決の可能性は低い。だが、日本シリーズ進出となれば現実味が帯びてくる。「彼は結果を出すと思う。あとは自分が復活できるかどうか」。“夢の対決”の実現に思いをはせた。
この日は、ジャイアンツ球場でリハビリ中心に約2時間の自主トレ。回復具合を問われると「いいんじゃないですか」と声を弾ませた。同級生の存在を糧に、一歩一歩、前へ進んでいく。