De荒波、自慢の足で定位置獲る
レギュラー復帰へ、DeNAの荒波翔外野手(29)が20日、武器の足に磨きをかける考えを明かした。ラミレス監督は走塁面を重視するが「常に先の塁を意識するところをアピールしたい。塁に出て足でプレッシャーをかけたい」と訴えた。
2年前から巨人・鈴木と1月の沖縄自主トレを合同で行う。12月中もトレーニング先で会うたびにスペシャリストと走塁談議を交わす。「投手に合わせるのではなく自分のリズムで走る。いい打者が自分のリズムに投手を引き込むのと同じ」という金言が耳に残る。
ともに50メートルは5秒7とスピードは互角。足りないものは技術、そして精神面。「シーズン中は無理ですが、オフは自由。いろんなことを吸収したい」。師の“走塁力”を身につけて、目標の「30盗塁」を実現する。