巨人・岡本 クルーズから守備を学ぶ
巨人・岡本和真内野手(19)が22日、都内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、200万増の1400万円でサインした。2年目の飛躍へ「守備をレベルアップしないと」と話した19歳は、西武からFA移籍した脇谷、今季までロッテでプレーしたクルーズから守りの極意を学ぶ考えを明かした。
脇谷、クルーズともに守備は一級品。「うまくて、どこでも守れる選手が近くにいる。ボクにとってはすごくプラスになる。いろいろ聞くこともできますし、しっかりと(動きを)見たい」。2人の加入で内野手のレギュラー争いは激しさを増すが、昨年のドラ1は前向きに捉えた。
台湾でのウインターリーグでは本職の三塁だけでなく二塁、遊撃も経験し「足を使って守らないといけなかったですし、勉強になりました」と充実の表情。球団側は新たなグッズ製作など、岡本の売り出し計画を検討しているが、それも1軍定着が大前提。名手の“技”を吸収し、レギュラーへの足がかりとする。