松田ソフト残留!王会長の電話で決断
海外FA権を行使し大リーグ移籍を目指していた松田宣浩内野手(32)が、ソフトバンク残留を決断したことが23日、明らかとなった。入団時の監督でもある王貞治球団会長(75)の慰留の電話もあり翻意した。24日に正式表明する。
悩み抜いた末、松田が導いた結論は「残留」だった。米4球団ほどが興味を示したもようだが、年内決着を望む上で、最終的にはパドレス移籍か残留の二択に絞り込んだ。
大リーグ移籍へ傾いていた心を揺り戻したのは数日前、王会長からの電話。「来年からも一緒にやるつもりで、俺はいるから」。松田は「うれしかったし、ありがたかった。『行きます』とは言えなかった」と振り返る。
球団はFA宣言前に提示した4年総額16億円プラス出来高払いの大型契約に加え、退団した松中がつけていた背番号3も用意する構えだ。